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ただいま☆

ご無沙汰しております。
10日に佐賀県鳥栖市から帰って参りました
ピアノコンクールでは、なんと運良く本選まで進むことができ、Mozart君のConcerto No.20 d-mollを生まれて初めてOrchestraと演奏しました。ほんっとうにいい経験、勉強させていただきました。オケと合わせることがこんなに難しいことなんだと体感しました!

本番の前の日にリハがあったんですが、私は大勢の大人の方々に囲まれ極度に緊張してテンポはぐちゃぐちゃ、指はごろんごろん、繰り返ししないで2P飛ばしてあれっみたいなことをやらかし、さんざんな演奏でした・・・。泣きながらホテルまで帰りました。コンクールの間中、泣きっぱなしだったです。私、自分は精神的に強いと思ってたけど、行きの飛行機の中では墜落して二度と家族や友達と会えないんじゃないかという不安と、これからコンクールで演奏するという緊張やプレッシャーを感じ胸がいっぱいになって、一人で泣いてしまったし(恥ずかしい)、本番前の舞台袖で緊張で吐き気をもよおしたし、ほんと自分は弱い人間だと思いました。きつい3日間だったなぁ。電話に出てくれた、励ましのメールをくれた父母、友人達に感謝します。

大変だったこと

木管楽器は指揮者がタクトって音が出るまでに時間がかかるからよく聴いてなくちゃならなかったな。欲しい時より後に音がくる。あと客席でオケを聴くのと違って音が直接的に聴こえるから、厳密にきちっと拍やリズムを合わせるのがとても難しかったです。ソロの場合だと、自分の気分やテクニックの都合で、ルバートを自由にかけたテンポを変えれたけど、合わせものの場合はそういったことは基本的に許されません。特にOrchestraの場合、楽器がたくさんなのと、オケとソリストの距離が室内楽に比べると遠いのとで、お互いの息が見えにくくなります。室内楽にはまた違う難しさがありますが、楽器が多くなればなるほど、息を、呼吸をあわせるという点がとてもとても難しいと感じました。私はそういった点でも未熟なので、音楽の一体感を生むことができず、孤立感を常に感じながらの演奏でした。

本番の演奏は、リハよりも少しはオケを聴けるようになって、自分のやりたいことを表現しようとして積極的な演奏をすることができたと思います。でも練習をやり切れてないわけか、ミスあり、指のころびなど多々ありました。まさか2次が通ると思っていなかったので完璧に仕上げて持っていけなかったのが悔やまれます。いつもこんな調子で自分が憎らしい。もっと練習しとけば。。本選に残った3人の中ではドベで結果は残せませんでしたが、この機会をくださったことで成長できたと思います。

最後に
本当に幸せでした。20番は聴いていると心を幸せでいっぱいにしてくれるんです。Mozartはすばらしいまた機会があれば勉強したいです。県芸もコンチェルトをオケと演奏する機会を学生に与えてくれればいいのにと思います。

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