マッサージとピアノのタッチ ずーっと自分のピアノのタッチについて悩んでいます、、、 浜松国際を聴いたり、ピアニストの演奏を聴いたりして、理想的な抜けるような音を出すにはどうしたらいいのかなあと考えているのですが。※浜松国際の演奏は、ネットで期間中(だけ?)は見れます。チャン・ソンさんは本選にいけなったけど、私の理想のタッチです。外のコンテスタントも、もちろんすばらしいです。 最近浮かんだアイデアは、いいタッチは、マッサージをするときの力の入れ方と似てるのかもしれないということです。 へたくそなマッサージ師って、力いっぱいもんでも、ツボの奥まで入る前にふにゃって抜けちゃうんです。で、結局痛いだけで、逆に肩こってしまう。それに比べ、うまい人は、ピンポイントで、ツボの奥の奥まで力(といえばいいのか、指の全神経といえばいいのか)が到達するんです。 自分でも試してみました。奥の奥まで到達するときに、指や腕がどうなっているのか。そしたら、ツボの奥までキテルーって時は、腕や肩に、まったく力が入らないことがわかりました。ちからいっぱい揉もうとしてハリきったときは、力が腕に残ってしまってツボにぜんぜん入っていかない。ちょうどいい塩梅(これで”あんばい”なんだ)で入ったときは、指の力が無限に身体の中に入っていくのを感じることが出来ます。 ピアノを弾くときは、〔肩やひじ、腕の力を抜く〕というのは、昔から言われていることで、これを習得できていない音大生は、私くらいかもしれなくて、今更ここで書いていることは恥ずかしいことなのかもしれませんが・・・ この意識でピアノを弾いてみたら、ちょっと楽になった気がします。指先に神経がいくし、姿勢もよくなる気がします。〔気がします〕なので、これからよい演奏につながるかは、わからないのですけど。 自分なりに、これからもやってみよう。 [1回]PR