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岩手に帰省

最近は負のオーラばんばん漂うブログーでしたー
気まぐれなので、もうけろっとしてるえびでござんす。
8月末に岩手にいる祖母に会いに行ってきました。仙台に父が出張だったから仙台からレンタカーで岩手県水沢へ。3時間弱の長距離ドライブ。助手席に座ってたから一睡もできなかったー。夜の高速道路はこわいね。
祖母はケアハウスで暮らしているのですが、そこでピアノ弾いてきました。昭和唱歌や歌謡曲。76efcd3d.JPG
喜んでもらえてよかった!ずっとケアハウスで祖母と話したり、次の日は盛岡に住んでいる大叔母に会いにいったり、観光はまったくしなかったけど、なんたって岩手にいくのはウン年ぶりだったから密に祖母と話せたのはよかったかな。話したというより、話を聴いていたといったほうがいい


大叔母の家では、曽祖父の写真をみた。父や弟にそっくりだった。遺伝ってすごいわ。亡くなった祖父の幼いころの写真も見せてもらったんだけど抱きしめたくなるほど可愛かった(えっ)。
大叔母の家に残されている写真は戦前の家族、親戚の集合写真が多かった。それを見た瞬間、その時のにおいとか、人の物越しとか、しゃべり声とかが、私の顔や体にうわっと押し寄せてきた。でも、同時にそれはとっても遠いってことも実感したんだ。この写真が撮られてからひとつの人生と同じくらいの時が過ぎてしまったなんて、ちょっと信じられない。写真のなかでは時がとまったまま。
着物の袖に腕を隠して威厳たっぷりにたっているひと(だれかわからない)、華奢な身体に着物姿できっとカメラをにらんでいる女の子、幼い頭に学生帽をかぶっている祖父、着物をしゃきっと着こなし幼い大叔母を両手に抱いている曾祖母・・・・この写真に写っている中で現在生きているのは大叔母だけだそうだ。この人たちが生きていた時代があったのだと思うと、なんかせつなく、苦しくなった。写真から感じたその時代の空気が引き潮みたいになくなってからは、無の世界が広がっていった。

岩手は暮らした町ではないけど、行ったらやっぱり懐かしいと感じる。
高速道路から見える風景は知多市とはぜんぜん違うけど。

帰る日は、水沢から盛岡まで往復2時間、その後水沢から仙台まで3時間弱、(ここまでくるま)、仙台から飛行機で1時間と、一日のほとんど乗り物に乗って、まいったまいった。
でもいい旅だったな。

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